栗山高校(駒井信和校長)の第75回卒業式が3月1日、同校体育館で行われました。
新型コロナウイルス感染症が拡大し始めた令和2年度に入学した生徒たち。度重なる臨時休校や学校祭・体育大会の規模縮小、修学旅行の旅程変更など、激動の3年間となりましたが、マスク越しからも伝わるたくましい顔つきに成長した47人が卒業の時を迎えました。
式典では、駒井校長から一人ひとりに卒業証書が手渡され、卒業生は緊張した様子を見せながらもしっかりと受け取りました。
式辞で駒井校長は「これからの人生を大いなる夢と希望・自信を持って過ごしてください。卒業おめでとうございます」と話し、PTA会長の原田優司さんは「これからつらいことがあってもみんなで過ごした3年間を思い出し、頑張ってください」とそれぞれ激励。
卒業生代表の石川空さんは「新型コロナの影響を大きく受けた3年間でしたが、友人たちとのたくさんの思い出ができました。支えてくださった皆さん、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べました。
また、式典後は最後のホームルームを過ごす様子や後輩たちから花束や手紙をもらう場面も見られ、別れを惜しみ見つつも新たな門出を笑顔で過ごす特別な日となりました。