校長挨拶
校長 坂 上 大 介
栗山高校ホームページにアクセスいただきありがとうございます。
栗山町は、道都札幌市、空の玄関口新千歳空港、港湾苫小牧市に車で約1時間の距離にある、1次、2次、3次産業のバランスがとれた、人口1万千人ほどのまちです。また、地域資源を活かした「ふるさと教育」の推進など、「子育てするなら栗山で」と町内外に認知される、生活ブランド力を高めるまちづくりに取り組んでいます。(栗山町史より抜粋引用)
特に栗山町は30数年前より「福祉の町づくり」を進め、全国的にも珍しい町立の介護福祉学校を運営していることから、本校も栗山の教育資源である福祉を学べる普通科の高校として、町と一体となって取り組んでいます。特に、全校生徒の必履修科目である学校設定科目「栗山と福祉」では、福祉に興味関心がある生徒が福祉について考えていく、ということだけではなく福祉の実習などを通して、福祉の視点から町の課題や街づくり、ユニバーサルデザインやモノづくりなどへと視野が広がる学び、幅広く探究する姿勢などを身に着ける取り組みを行っています。
また、道内の公立高校としては初となる女子硬式野球部があり、全校生徒130名に対して総勢40名の部員を擁し、全国制覇の夢を追い日々練習に励んでいます。
今年度は36名の生徒が入学し、小規模ではありますが、運動部では、男子硬式野球部・バスケットボール部・弓道部・バドミントン部・テニス部などの部活動が、文化部では書道部・美術などのほか、吹奏楽局や放送局などが、生徒一人一人それぞれの部活動に真剣に打ち込み、活気のある雰囲気に満ちています。
今年度も小規模ならではの強みを活かし、個に応じて充実した教育活動を実践して参ります。そして、なにより地元の生徒が本校へ入学したいと思える魅力のある学校作りに励みます。そのために、栗山町の大きな教育資源である地域教育力と学校が共に手を取り合って、地域と学校が一体となった、ここ栗山でしかできない教育活動の確立に向け着実に階段を登って行きたいと考えております。
終わりに、生徒や保護者の皆さんが「この学校でよかった」と思えるように、教職員が一丸となって全力で取り組んで参ります。今年度もこれまで同様に栗山町を始め保護者の皆様の温かいご指導・ご支援を賜りますようお願い申し上げます。